カラー : susu　スス
サイズ : M　Φ 240 × H 85mm（手作りですので目安として下さい）
生産国 : 日本
備考: × 食洗機　○ 電子レンジ　× オーブン　× フリーザー

ケーキスタンドではありますが、色々な物を乗せてディスプレイを楽しむ事もできます。季節の果物やお花をのせたり上にガラスの瓶をのせても素敵なインテリアになります。


■サビを巻く

マットな黒は「サビ巻き」という作業を素焼きの後に施すことで出来上がります。
よく見ると、かいらぎの縮れが黒の中にしっかり入っています。
この真っ黒な中に見える細かい縮れが、なんとも言えずかっこいいのです。
また、細かい穴にサビが入らずに白い点が残ることがございますが、ご了承ください。

■梅花皮（かいらぎ）

本来は失敗作となるはずの、ヒビ割れを模様としたとっても不思議な技法です。
梅花皮の面白いところは、失敗によって偶然出来たヒビ模様が面白い、美しいという茶の湯の世界の古人による目利き達がいたことです。
そして職人たちによって、偶然をコントロールし、ヒビをテクスチャーのひとつとして作り上げたのです。
どのくらい時間と労力をかけたのでしょう。それはわかりませんが、梅花皮を作っている窯元は日本でも多くはありません。
 

■白いライン

台座にセットした時に、皿の下部分の白い色がラインとして見えています。
これには、皿を焼く際に窯の中でサビや釉薬が溶けて置いている板にくっついてしまう為、下まで黒く塗る事ができないという理由があります。ご了承ください。
 

■susuの色味について

土にもsusuの成分にも鉄分が含まれており、鉄の成分がどの程度出て来るかどうかで色味や艶などが変わります。
写真下のものは、赤茶色がかった部分が多く見えております。これは、鉄分の反応が強く出たものです。
鉄の赤茶が強いと、渋くて無骨さが増す感じになります。また、光が当たると反射で表面がキラキラとするのも特徴。
また、皿部分に筋のような模様が入っている事が多々ございます。
これは釉薬を浸ける際にお皿を挟む道具があるのですが、その部分だけ釉薬が薄くかかるという現象です。
こちらも個性として楽しんでいただければ幸いです。
 

■susuの質感とシミについて

susuは梅花皮の上から「サビ巻き」を施している為、hibiやsabiよりザラつきは抑えられています。それでも使用初期は、洗浄の際にスポンジが引っかかってしまう事がございますが、使用していくうちに馴染んでいきます。シリコンもかかっておりますので、熱いお湯と手で優しく洗っていただければ大方の汚れは落ちるかと思います。
また、金属のカトラリーでは音が気になる方がいらっしゃるかも知れません。
シミにつきましては、あまり気にならないかと思います。経年変化としては全体的に水分と油などが馴染んで、多少色が濃くなる印象がございますが、気になるほどではないのではないかと思います。
 

■ザラザラ感

触るとザラザラしていますが、その質感も含めて楽しんでいただけたらと思います。
ケーキなども特に問題なく切り分けられますが、下に紙が敷いてある方が便利かもしれません。
 

■お皿として使えます

Mサイズもお皿部分が外れますの。ケーキを運ぶ際、洗う際にとても便利です。残ったケーキなどそのまま冷蔵庫へ！！
ペタンコな皿としても活躍してくれます。一口サイズのオードブルをのせるだけでもおもてなし感が出ていいですね。　　　
 

■商品の注意事項

・特性上、油物は染み込んでしまいます。油染みは漂白剤でも取れないため、気になる方は、油を含む食材やお料理でのご使用は出来るだけお控えくださいませ。
・普段のご使用前に水や湯に浸してからご使用いただくとと、汚れが付着しにくくなります。
・使用後は、熱めのお湯で洗い、カビを防ぐためにしっかり乾燥してから収納して下さい。洗浄の際、スポンジですと表面のざらつきに引っかかってしまいますので、タワシ（金属は NGです。）のご使用をお勧めしております。
・食器洗浄時の無理な積み重ねや、強引な取り出しはおやめ下さいませ。チップ欠けの原因となります。

※モニターの環境により、実際の色と多少異なることがございます。
※実店舗でも販売しておりますので売り違いの際はご了承ください。